満室賃貸経営コンサルタントの小泉です。
今日は『給湯器の故障・交換7つのサイン』
というお話をしたいと思います。
冬になると給湯器が凍結したり、 給湯器のトラブルも増えてきます。
寿命や交換のサイン本格的なシーズン前に確認をしてみましょう。
一般的な寿命
メーカーで設定している標準使用期間は「10年」です。
10年以上使っている給湯器は交換の時期です。
メーカーも保守部品を製造しなくなり、
市場にある部品もなくなってきますのでどこかで部品が見つかっても
取り寄せにかなりの時間や費用がかかってしまいます。
製造年月日の確認方法
各メーカーによって場所は異なりますが、製品のフロントパネルや側面に
製造年月日を記載したステッカーが貼ってある事が多いです。
故障・交換のサイン
入居者から管理会社に電話が入る以下の交換サインを見逃さない様にしましょう。
①給湯温度が一定でない。
②給湯器から大きな着火音等の異音がする。
③焦げたニオイやガスのニオイがする
④お湯がぬるいまま温度が上がらない
⑤追い炊きが出来ない
⑥黒い煙が出ている
⑦リモコンにエラーコードが出ている。
簡単なセルフチェック
・電源のコンセントが抜けていないか
・電源を再起動してみる
・給湯管が凍結していないか
等が主なものです。
給湯器の選び方の基準
交換する事になった場合、今までと異なるメーカーやタイプですと
寸法等に違いが出てくる事もありますので
基本的には同メーカーの同タイプへの交換をおススメ致します。
また、リモコンパネルの操作方法も今までと似ているので入居者さんも安心です。
業者に在庫があればすぐ対応できますが、
通常は取り寄せる形になりますので3日~1週間位はかかってしまう事もあります。
特に冬は何処の管理会社やガス修理業者も配管凍結破裂による工事対応で忙しく、
対応にも更に時間がかかります。
冬に交換の為に数日かかってしまうと その間お風呂に入れない為
勝手にホテルにに宿泊して宿泊代を後から請求してきたり、
高額な迷惑料を要求してくる 入居者も増えてきています。
また、管理会社の対応が遅かったり、対応が悪かったりすると
クレームから退去へと繋がるケースもありますので
管理会社からの報連相はしっかりと確認しましょう。
夏や秋のうちにですとガス会社も一括交換キャンペーンを行ったりして
安くなる場合もありますし、業者さんも日程調整が可能ですので
早めの予防対策を心掛けていきましょう!
本日のまとめ
『給湯器の故障・交換7つのサイン』
①給湯温度が一定でない。
②給湯器から大きな着火音等の異音がする。
③焦げたニオイやガスのニオイがする
④お湯がぬるいまま温度が上がらない
⑤追い炊きが出来ない
⑥黒い煙が出ている
⑦リモコンにエラーコードが出ている。