満室賃貸経営コンサルタントの小泉です。
今日は、『バストイレ別工事をする費用を かけられない場合の策』
というお話をしたいと思います。
バストイレ洗面が同室の3点式ユニットバスが人気がなく苦戦している
大家さんも多いかと思います。
バストイレ別の工事をする事で問題は解消されますが、
場合によっては100万以上の多額の費用がかかる為なかなか行動に
移せない場合、 どの様な対処をすれば良いのでしょうか?
3点式ユニットバスが敬遠される理由
①シャワーを浴びる事は出来るが、浴槽につかる事が出来ない。
②浴槽の中でしか体を洗えない。
③体を洗った後はお湯が泡だらけになってしまう。
④便座カバーやトイレットペーパー、床等が濡れてしまいがち。
⑤温水洗浄便座の設置が出来ない。
以上の様な理由からお部屋探しの人の多くはバストイレ別を希望されます。
浴室は最低限度の工事を行う
①一面に色の濃いカッティングシートを貼ってみる
⇒濃い茶色等のアクセントシートを貼ると ホテルの様な
お洒落感を演出する事が出来ます。
②浴室の鏡を横型の大きな物に変えてみる
⇒大きな鏡に変えるだけで印象が変わります。
③シャワーヘッドをステンレス製等の お洒落で大きな物に変えてみる
⇒シャワーヘッドの大きさが合うお洒落な物に 変えるだけなので
簡単に印象を変える事が出来ます。
メタル系の大きなシャワーヘッドが人気です。
④便座カバーやペーパーホルダーをお洒落な物に変えてみる
⇒木製のペーパーホルダーや便座カバー、最近はスマートフォンを
置く事が出来るタイプのパーパーホルダーも人気です。
室内全体で「ホテルタイプのお部屋」にするイメージ作り
①照明をライティングレールにする。
②壁の一面をアクセントクロスにしてみる。
③床をお洒落なクッションフロアやフロアタイルにする。
④照明のスイッチを現代風のものに交換する。
⑤キッチンの蛇口を新しい物に交換する。
費用の関係で全て行えなくても仕方がありませんが、
行う事によってお部屋のイメージを「ホテルタイプ」
という印象に変えていく事が出来ます。
募集の仕方を工夫してみる
①募集図面のコメントを
「日頃シャワーだけの方におススメです」としてみる。
男子学生さん等、シャワーしか浴びない方もいると思いますので、
その分お部屋の内装を少しお洒落にしてみると
営業担当者はお客様にアピールし易いです。
②あまり浴槽につからない習慣の外国籍の方もいらっしゃるので、
募集図面のコメントや営業担当者の営業トークを工夫してもらいましょう。
以上の様な策がありますが、まだまだ多額の金額をかけずに
印象を変える方法が他にもあると思いますので、
色々試しながらポジティブにアイデアを練ってみましょうね!
本日のまとめ
『バストイレ別工事をする費用を かけられない場合の策』
①浴室は最低限度の工事を行う
②室内全体で「ホテルタイプのお部屋」にするイメージ作り
③募集の仕方を工夫してみる
色々試しながらポジティブにアイデアを練ってみましょう!