満室賃貸経営コンサルタントの小泉です。
今日は『ルームシェア可にする場合の リスクと回避策』
というお話をしたいと思います。
ドラマに出てくる様な素敵な生活を夢見て ルームシェアをしたい
という お客様が仲介店舗にご来店されたりします。
空室対策としてルームシェア可にすると、
ひと部屋ずつ分かれていて苦戦 している2DKのお部屋などは
募集の幅が広がります。
その場合のリスクと回避策は 以下の通りです。
リスク
①一人が出て行ってしまった時の残った人の家賃滞納リスク
しばらく住んでいるうちに一人が出て行ってしまった場合、
残りの人が家賃を負担する必要があります。
皆ギリギリで生活していますので負担増は
家賃滞納へと繋がりがちです。
②同建物居住者との騒音のトラブル
仲の良い仲間と暮らすわけですから、
時にはワイワイ騒いだり、喧嘩をして言い争ったりして、
他の部屋の居住者からクレームが来る事があります。
以上の2つがあります。
リスク回避策
これを防ぐ方法としては、
①入居者全員を契約者として連名契約とする
②契約者それぞれに親族の連帯保証人を立ててもらう
③誰か一人でも退去する場合には契約を解約して退去してもらう
④入居者の入れ替えを不可にする
以上となります。
住み始めは良いのですが、生活習慣の違いで喧嘩をしたり、
彼氏が出来た、彼女が出来た等で 結局は一人出て行ってしまう
という ケースもよくあります。
回避策を営業担当者の方と事前にしっかりと打ち合わせて、
契約時の特約や規則等をしっかり作っておけば 大丈夫です。
一度じっくりと話し合って検討してみては いかがでしょうか?
本日のまとめ
『ルームシェア可にする場合の リスクと回避策』
【リスク】
①一人が出て行ってしまった時の 残った人の家賃滞納リスク
②同建物居住者との騒音のトラブル
【リスク回避策】
①入居者全員を契約者として連名契約とする
②契約者それぞれに親族の連帯保証人を立ててもらう
③誰か一人でも退去する場合には契約を解約して退去してもらう
④入居者の入れ替えを不可にする
回避策を営業担当者の方と事前にしっかりと打ち合わせて、
契約時の特約や規則等をしっかり作っておきましょう!