満室賃貸経営コンサルタントの小泉です。
あなたが日頃お願いしている工事施工業者は信頼のおける業者さんですか?
今日は『信頼のおける工事施工業者5つの見極め方』
というお話をしたいと思います。
目次
①不具合を探して指摘してくれるか
職人さんがプライドや問題意識を持って仕事を
行っているのがわかります。
見積以外で補修すべき箇所が出てきても、
新たに指摘すると費用がかさんでしまう為、
見て見ぬふりをしてしまったり、
その部分がわからない様にその個所に再び蓋を
してしまうという業者もいます。
また、管理会社の担当者までは話が通っていても、
担当者の方で
「大家さんの予算を超えてしまうから」という理由で
大家さんの耳に入れないケースもよくあります。
結局、入居してから修理するのであれば同じことですので、
ケチらずに「必要な工事が出てきたらとりあえず報告して下さい。」
と工事業者や管理会社の担当者に事前に伝えておきましょう。
②工事内容が明確でわかりやすい見積もりになっているか
単価等が出そうな内容であっても敢えて記載されておらず、
全て「一式」にしてしまっている業者さんが結構います。
工事金額を安く見せるために、クロスの単価を安くして「一式」と
書いてある工事に振り分けている業者も多いので注意しましょう。
③現場の整理・整頓・清掃が行き届いているか
現場が整理整頓されていないといい仕事が出来ませんし、
職人さんのケガや事故につながる場合もあります。
整理整頓されていないという事は、
頭の中もごちゃごちゃという事ですよね。
④しっかり養生をして作業をしているか
工事をしない箇所に傷や汚れをつけてしまっても平気な
業者さんがたまにいます。
たまには現場に出向いてチェックしてみるのも良いかもしれません。
⑤下地調整や補強を丁寧にやってくれるか
下地が悪く何度ネジをつけても取れてしまう 事がありますが、
こちらから指摘しなくても 箇所を見つけ出し、
下地調整や補強をやってくれる 業者さんが良いですね。
本日のまとめ
以上5つです。
施工業者さんは満室経営には欠かす事の出来ない 重要なパートナーです。
日頃の身なりや言葉遣い、入居者や近隣住民への対応の良し悪しも
判断材料となります。
昔はうるさくなかったかもしれませんが、最近は休憩時に職人さんが
タバコを吸ったりしていると管理会社に近隣からクレームが入ります。
態度や作業内容が悪く二次クレームになってしまったり、
それが原因で入居者が退去してしまう事もありますのでとても重要です。
たまには退去後のリフォーム工事を どんな感じで作業しているのか
見に行ってみるのも良いかもしれませんね。
『信頼のおける工事施工業者5つの見極め方』
①不具合を探して指摘してくれるか
②工事内容が明確でわかりやすい見積もりになっているか
③現場の整理・整頓・清掃が行き届いているか
④しっかり養生をして作業をしているか
⑤下地調整や補強を丁寧にやってくれるか