満室賃貸経営コンサルタントの小泉です。
今日は
『女性単身社会人に好まれるお部屋にする為の必須ポイントとは?』
というお話をしたいと思います。
女性単身社会人が好む立地
①通勤時など外を歩く際に死角がない事です。
物件の近くに公園や大きな駐車場、街灯がない道路等が
ある場合は、死角となりやすいので嫌がられます。
②飲食店が多い繁華街を通って帰る様な物件も好まれません。
③基本的にはほどほど人通りのある住宅地が理想の立地です。
④平日はあまり自炊をする時間がない為、コンビニが近くにある事が必須です。
以上が主なものです。
女性単身社会人が好む間取り
ワンルームは玄関に入っただけで部屋の中を 見渡されてしまう為、
避けられる傾向にあります。
したがって、1Kから1LDKが女性社会人向けと言えます。
女性単身社会人が好む設備
バストイレ別、独立洗面化粧台は必須です。
また、男性よりも衣服の収納スペースが必要ですので
3畳以上の収納もしくはウォークインクローゼット、
靴も多いと思いますので下駄箱も大きかったり、
ブーツが入るタイプ等ですと喜ばれます。
玄関にお洒落で大きな姿見となる鏡があると
外出前にチェックが出来て喜ばれます。
女性が賃貸物件を借りる際の最重要キーワードは「防犯」
防犯面に気を付けた内装ですと安心感を与える事が出来ます。
【室内】
・外から部屋が覗かれにくくする為に、ガラスの内側に
目隠し効果のあるフィルムなどを貼る。
・玄関の鍵を防犯性の高いディンプルキーに交換する。
・サブキーを取り付けて2重ロックにする。
・室外洗濯機置き場から室内洗濯機置き場に移動させる。
・室内物干しフックを設置する。
・浴室乾燥機を設置する。
・録画機能付きTVドアホンに交換する。
リアルタイムだけでなく、不在時の来客もチェックする事が出来ます。
・窓用防犯ブザーの設置
窓用防犯ブザーとは、無理やり窓を開けたり、衝撃を
与えると大きなアラーム音がなる防犯グッズです。
1つ1,000円程度から購入可能です。
【室外】
・オートロックの設置
たとえ木造アパートであっても、敷地や建物の形状によっては
オートロックを後付けする事が可能です。
・防犯カメラの設置
防犯カメラは侵入者の確認だけでなく、設置するだけで
犯罪発生の抑止力になります。
実際には録画する事が出来ないダミーのカメラや、
「防犯カメラ作動中」といったステッカーを
貼るだけでもある程度の効果は望めます。
以上の様に、防犯に力を入れている賃貸物件ですとアピール
する事が出来れば、お部屋探しの方への訴求効果と同時に、
周囲に対して「侵入しにくい物件」というイメージを
植え付ける事も出来ます。
また、防犯面に力を入れている物件は多少家賃が高くても
安心感を取る方が多いので家賃下落防止にもなり、
費用対効果が高い空室対策ですのでおススメです!
本日のまとめ
女性単身社会人をターゲットとする場合には、
「収納面」と「防犯面」への
配慮は必須ですので
最低限気を付ける様にしましょう!