大家さんの心得

【空室対策】初心者大家さんが気を付けるべきポイント


満室賃貸経営コンサルタントの小泉です。


今日は 『初心者大家さんが気を付けるべきポイント』


というお話をしたいと思います。



初心者大家さんが気を付けるべきポイントは 幾つかあるのですが、

今日は 普段あまり不動産会社から言われない様な事を


4つほどご紹介したいと思います。



不動産会社の社員も「本当は指摘したいけど、


大家さんが気分を害して空室の募集をさせてくれなくなってしまう


ので言いにくい」といった所が本音です。

初心者大家さんが気を付けるべきポイント

①入居者のプライバシーを守り、プライベートには立ち入らない


「昨日遅くに彼氏を連れて帰宅した」 と入居者の帰宅時間を


毎日監視したり、全員分の郵便ポストを毎日覗き込んで


「郵便が2日間回収していない様だ。」と言ってみたり、


「あの部屋はいつもシャッターが下りっぱなしで換気をしていない


みたいだから一度部屋の中を中を見て確認したい。」等 、


あまりにもプライバシーやプライベートに 立ち入った事をすると


入居者とトラブルになってしまったり、退去に繋がったりします。 


②初めての管理会社にいきなり管理手数料の
値引き交渉をしてはいけない


管理メニューや管理手数料率は各社異なる為、手数料の料率  

だけで判断をして値引きや他社と同じ業務内容を無理やり


要求してしまうと肝心な管理メニューを削られたりする


可能性があります。

③共用部の水道光熱費や建物の維持管理費や税金等、
ランニングコストも忘れずに収支計算に含める


不動産会社はこれらの費用の予算を当然計算に入れて

話しているだろうと思っていますので


敢えて言ったりしません。


突発的な給湯器の故障による交換や、台風による雨漏り修理等、


突然来る設備トラブル等がしばしばあります。


設備が使えなくとても困っている入居者に  


「今お金がないから貯まるまで待ってください。」  


とは言えませんので、日頃からある程度は余力を持たせて資金を  


蓄えておきましょう。

④必要最低限の工事をカットしてはいけない


水道のパッキンや建具やサッシの調整、網戸の張り替え等、

入居者にとって不具合のある最低限必要であろう箇所の工事代金を


出し惜しみをして退室入替工事時に修理をしない大家さんをたまに見かけます。


結局入居後すぐに修理クレームとなり、おまけに


「良くない物件に住んでしまった」という印象も与えてしまう為、


そういう所は絶対にケチケチしてはいけません。




以上4つとなります。

賃貸経営はサービス業でもありますので、常に入居者の立場に立って


考える様にしていけば良い大家さんになれますね!


本日のまとめ


『初心者大家さんが気を付けるべきポイント』

①入居者のプライバシーを守り、プライベートには立ち入らない

②初めての管理会社にいきなり管理手数料の値引き交渉をしてはいけない


③共用部の水道光熱費や建物の維持管理費や税金等、


 ランニングコストも忘れずに収支計算に含める


④必要最低限の工事をカットしてはいけない

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