【空室対策】宅配ボックスで空室対策と同時に入居者の満足度アップ

満室賃貸経営コンサルタントの小泉です。

今日は『宅配ボックスで空室対策と同時に入居者の満足度アップ』

というお話をしたいと思います。

宅配ボックスは入居者が不在でも宅配業者が

ボックスの中に荷物を入れておいてくれます。

Amazonや楽天、ヤフーショッピング等の ネット通販の

利用者人口は年々増加していますので

日中不在がちな単身者用物件で特に喜ばれます。

宅配BOXの種類

宅配BOXの種類は大きく分けて2つあります。

①ダイヤル式宅配BOX

②電子式宅配BOX

ダイヤル式宅配BOXとは　

昔からある宅配BOXのタイプで、

少ないボックス数で設置出来る為アパートに多いです。

数桁のダイヤルが付いており配達員が任意に決めた

暗証番号を配達通知書に記載して郵便受けに入れておき、

入居者は記載された暗証番号にてボックスを

開ける事が出来ます。

ダイアル式宅配BOXのメリット　

・電気を使用しない為電気代がかからない。 　　

・電子式と比較して導入するコストが安い。
　　
・使用時に必要な専用のカード等が不要。 　

ダイアル式宅配BOXのデメリット

・いつから荷物が入れてあるか履歴を残せない為、 　　

　管理会社も対応に時間がかかり満杯になってしまう事が多い。

　　
・配達員が記載する暗証番号が間違えてしまって 　　　

　開かなくなってしまう。 　　


・配達通知書が紛失してしまう。 　　 　　

・不具合等のトラブルが多い為、管理会社の業務が増えてしまう。

電子式宅配BOXとは 　

液晶のパネルがついており、配達員は宅配ボックスに 　

入れた旨の配達通知書を郵便受けに投函し、 　

入居者はあらかじめ決められた暗証番号、もしくは 　

専用のカードにてボックスの扉を開ける事が可能なタイプです。

電子式宅配BOXのメリット

・入居者用の専用カードで扉を開けるのでセキュリティー性が高い 　

・荷物を入れた履歴を取る事が出来るので長期間の入れっぱなしを 　　

 　防ぐ事が出来る。

　
・配達員が暗証番号を記載する必要がない為、配達時のトラブルが 　　

　少ない。
　

電子式宅配BOXのデメリット 　

・導入時のコストが高い 　

・定期点検等も行う為、維持コストもかかる

以上が主なものとなります。


それぞれにメリット・デメリットがありますので

よく考えて導入が必要です。

設置する数の目安としては、全戸数の20％～30％位と言われています。


空室対策ばかりでなく、現在入居中の方にも非常に喜ばれるので

入居者の満足度アップにも繋がり退去の防止にもなりますので

是非導入を検討してみましょう！