【空室対策】洗濯機置き場が外にある場合のデメリットと対応策

満室賃貸経営コンサルタントの小泉です。

建物の1階で洗濯機置き場が外にあり空室が埋まらなくてお困りではないですか？

今日は『洗濯機置き場が外にある場合の デメリットと対応策』

というお話をしたいと思います。

洗濯機置き場が外にある場合のメリット

①相場に対して家賃が安い。

②洗濯機置き場にスペースを割かずに済むので室内が広く使える。

③洗濯機置き場がベランダにある場合、洗濯が終わった後に洗濯物を

カゴに移してから移動させるという手間がかからずすぐに干せる。

洗濯機置き場が外にある場合のデメリット

①下着泥棒等のセキュリティー上の不安で女性に敬遠されてしまう。

女性が住んでいる事がわかってしまうと下着を盗まれる事もある為、

女性は敬遠してしまいがちです。

②洗濯機が雨風にさらされて傷んでしまう。

外に置いてあると雨風でプラスチック部分の劣化が進み

通常で使用するよりも洗濯機自体の寿命が短くなってしまいます。

③洗濯機が雨風にさらされて汚れてしまう。

雨風にさらされて砂ボコリ等で汚れてしまいます。

また、洗濯槽の中も細かい砂ボコリやカビ等で汚れや細菌だらけ

となってしまいます。

④真冬や真夏の洗濯がつらい。

真冬の寒い時や真夏の暑い中洗濯をするのはとてもつらいです。

⑤洗濯をする時に外から自分の格好が見えてしまう

女性の方は特にですが、寝起きやパジャマ姿等で

外に出るのはとても恥ずかしいものです。

洗濯の度に身だしなみを整えるのは大変です。

⑥洗濯が出来る時間が限られてしまう。

独身の方の場合、日中は部屋に入れませんので

洗濯はどうしても夜中か早朝にしたいものです。

ところが、そんな時間に洗濯機を使用すると近所からクレーム

が来てしまいます。

休日まで洗濯物をためてしまうとカビや悪臭の原因となってしまいます。

⑦冬に凍結したら使えなくなる。

冬に氷点下を超えると洗濯機の給水管やホース、排水ホース等が

凍結してしまい、しばらく使えない事があります。

以上が挙げられます。

洗濯機置き場がベランダにある場合の『対応策』

①洗濯機置き場を室内に移設する工事を行う。

②1階の部屋だけフリーレント付き募集にしたり、 業者への広告料や報奨金を増やす。

③1階の部屋だけ成約したら室内照明や家電等の 設備プレゼントを行う。

④洗濯機カバーを成約プレゼントとして渡す。

以上が挙げられます。

お金をかける事が出来れば①が良いのですが、 まとまった資金がなく、

お金をかける事が出来ない場合は ②③④

の様に募集条件や契約条件を工夫する事によって 回避出来る事もあります。

ただ工事を出来ないと言ってあきらめるのではなく、

営業担当者とどの方法が最良なのかを話し合う事が必要ですね！