満室賃貸経営コンサルタントの小泉です。
現在賃貸仲介会社に依頼をして募集をしている募集形態は満足できる内容ですか?
今日は 『専任媒介・一般媒介のメリット・デメリット』
というお話をしたいと思います。
専任媒介と一般媒介の違い
【一般媒介契約】・・・複数の業者に入居者募集の依頼をする事が可能です。
また、オーナー様が自ら入居者を見つけて契約する事も可能です。
【専任媒介契約】・・・入居者の募集を1社に任せる契約です。
入居者の募集から契約まで全て1社に任せないといけません。
管理を管理会社に委託する場合は、入居者の募集もそのまま任せるので
専任媒介契約になるのが一般的です。
詳しくは管理委託契約に記載してあるはずですので条文をよく読み確認をしましょう。
専任媒介のメリット
①窓口を一本化出来る為、全て任せる事が出来る 。
②業者間紹介を積極的に行ってくれる 。
③同じ入居審査基準で入居者の選定をする事が出来る。
専任媒介のデメリット
①募集が弱い仲介会社の場合でも幅広く募集する事が出来ない。
②競争相手がいない分マイペースな募集になりがちである。
③自分の会社内のみで募集をしたい為、業者間紹介を
積極的に行ってくれない会社もある。
一般媒介のメリット
①募集する間口が広がる。
②募集に強い仲介会社を見つける事が出来る。
③大家さん自ら仲介会社に行き営業をかける事が出来る。
一般媒介のデメリット
①各不動産会社とのやり取りに時間と労力がかかる。
②自社で成約できない可能性もある為、ネット掲載等の広告費にあまりお金をかけられない。
③紹介をしているうちに他社で申し込みが入ってしまう事もある為、繁忙期等は特に
営業担当者が安心できる専任媒介物件から紹介していく傾向がある。
管理会社を選定していく上での一番良い方法
まずは管理会社を 入れずに自主管理の一般媒介で幅広く募集をしてみて、
募集に強い会社が現れたら 専任媒介の管理を依頼すると良いです。
以上の様に、どちらもメリット・デメリットがあります。
地域性や賃料設定の違い、各賃貸仲介会社の特色等
によって異なってきますので色々と検討してみてはいかがですか?
本日のまとめ
専任媒介・一般媒介どちらにもメリット・デメリットがあります。
地域性や賃料設定の違い、各賃貸仲介会社の特色等
色々と異なってきますので自分に合った募集形態を選定しましょう!