空室対策

【空室対策】入居者募集時に確認すべき3つのポイント


満室賃貸経営コンサルタントの小泉です。


今日は募集をする際に重要な『入居者募集時に確認すべき3つのポイント』


というお話をしたいと思います。



この3つのポイントは賃貸仲介会社や管理会社の担当者に


調べさせるのではなくて、 必ず自分で調べる様にして下さい。



なぜかというと、担当者に調べさせるとそれぞれの会社に


都合の良い調べ方に なってしまうからです。



例えば、今担当者が会社の推進キャンペーンとして提案しようと


している設備等が市場のニーズに合っていなかったりして、


大家さんの為というより自分達の都合といった提案もありますので


気を付けましょう。


①リフォーム工事のコンセプトや入居条件(学生限定や社会人限定など)が地域性とあっているか?


・学校の前にあるのに社会人限定となっている。  


・古いアパート1階部分のお部屋に女性向けの内装リフォーム

 
 と女性限定になっている。



入居者属性をよく調査せずに、感覚でコンセプトを決めてしまうのは


危険です。

日頃から「市場調査」や「入居者属性」を調査しておきましょう。


②競合物件と比較して適正な家賃設定になっているか?


・SUMOやHOME’Sなどの不動産ポータルサイトで


 近所にある同条件の物件を検索して家賃を比較してみる。



・実際に仲介店舗に行き、営業社員に相場観や設備等が


 競合する物件と比べてどう感じるか聞いてみる。

③競合物件と設備を比較して劣っていないか?


②と同じ条件で検索し、同時に設備も比較をしてみる。

この時、競合物件の室内写真の撮り方やキャッチ等も


確認しておくと、自分の物件の写真と比較出来て


良いです。



もし、自分の物件の募集状態が劣っているようであれば


仲介店舗の担当者に連絡をして指摘をし、差し替えてもらいましょう。



以上3つとなります。


「こんな事プロに任せているから大丈夫だよ」とお思いのあなた。

担当者は毎日多くの空室物件を抱え、クレーム処理や契約手続き

や営業ノルマ等をクリアしながら活動している為、多忙を極めます。



客観的に見てみる意味でも、自分でも必ず調査をした上で


仲介店舗の担当者と綿密に打ち合わせてから


募集を開始する様にしましょう! 



本日のまとめ

『入居者募集時に確認すべき3つのポイント』

①リフォーム工事のコンセプトや入居条件(学生限定や
 社会人限定など)
が 地域性とあっているか?

②競合物件と比較して適正な家賃設定になっているか?

③競合物件と設備を比較して劣っていないか?

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