空室対策

【空室対策】物件案内時にお客様がチェックしている共用部7つのポイント


満室賃貸経営コンサルタントの小泉です。  

今日は『物件案内時にお客様がチェックしている 共用部7つのポイント』

というお話をしたいと思います。

物件案内の際、お客様が黙ってチェックしている 箇所がいくつかあります。

物件に着くまでの環境は勿論ですが、 物件に着いてからすぐにチェックは

始まっています。


室内だけ格好をよくしても共用部分がNGだと大幅なマイナス点と

なってしまいます。

お客様はいつも黙って以下の点を チェックしていますが、

指摘してくれる 人は少ないと思います。

①外壁の外観は保たれているか  


初対面の人と会う時に外見を気にする様に、建物の外観はとても重要です。

・汚れていないか

・亀裂が入っていないか

・壁面に剥がれている場所はないか

・色褪せてきてはいないか

等です。

気になる箇所などあったら管理会社や工事会社に相談をして建物診断をして

もらう様にしましょう。

②エントランス内は明るいか


特に女性の方で気になる方が多いのですが、

エントランスに入って真っ暗ですと防犯上とても危険ですし、

外出から帰ってきて暗かったり、汚かったりすると

とても気分が悪いものです。

人感センサーでスイッチが入る照明もありますので、

管理会社に相談してみましょう。

どこの建物も同じ様な造りですので、エントランスを明るくて

お洒落なものに変えるだけでも差別化がはかれ、

ご案内時のお客様の印象はとても良くなります。

 

③集合ポスト廻りにチラシは散乱していないか 


ポスティングで入れたチラシがあふれて床に散乱していたり

するととても管理状態が悪い印象を与え、また、

放火等の危険も出てきますので対応を検討しましょう。

④ごみ置き場の美観は保たれているか  


ごみ置き場の分別がされていなくていつも未回収のゴミ

が散乱していたり、決められた日に出していない等が一目で

わかってしまう様な管理状態はNGです。

捨てる曜日や住人への注意書き等、しっかり貼ってありますか?

お客様はしっかりと見ています。

⑤廊下に不要な荷物放置がないか。清掃がされているか  


廊下は共用スペースです。

各住戸のドアの横に荷物やゴミが色々と置かれていたりすると

とても印象が悪いです。

オーナーチェンジ物件を購入されて、前オーナーの時からですので

今さら難しいという管理会社の主張もわかりますが、

新しくオーナーチェンジをしたタイミングで再度住人に呼び掛けて

もらう様に管理会社にお願いをしましょう。

⑥除草はされているか  


草が生え放題で蔦が建物まで絡まっていたり、

枝が伸び切っていたりしていませんか?

秋は落ち葉だらけになっていませんか?

管理がされていないと入居者の方もとても不満でしょうし、

お部屋探しに来たお客様にも

「このオーナー様は管理には関心がないのだ」

という判断をされてしまいます。

⑦駐輪場の整理整頓はされているか  


誰の所有なのかわからなく、数年前の放置車両注意ステッカーが

貼ってある等はかえってマイナス効果です。

放置車両がそのままですと今度入居する方の自転車が置けません。

いくら放置車両と言えども勝手に処分は出来ませんので、

管理会社の担当の方と相談しながら、

期限を決めて整理していきましょう。



以上、7つとなります。

①②は工事面を検討したり、 ③~⑦は日常清掃の導入や

定期巡回報告の強化 等を検討すればクリアできる問題となります。


ご案内時のお客様は自分が住んだ場合のイメージをしながら

建物のあらゆる個所をチェックしています。

「自分がお客様だったら何処を見るのか」

というお客様目線を常に持ち、定期的に現地に行き

確認をしていく努力が大切なのですね。



本日のまとめ


『物件案内時にお客様がチェックしている 共用部7つのポイント』


①外壁の外観は保たれているか

②エントランス内は明るいか

③集合ポスト廻りにチラシは散乱していないか

④ごみ置き場の美観は保たれているか

⑤廊下に不要な荷物放置がないか。清掃がされているか

⑥除草はされているか

⑦駐輪場の整理整頓はされているか


「自分がお客様だったら何処を見るのか」というお客様目線を常に持ち、

定期的に現地に行き確認をしていく努力が大切です!

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