空室対策

【空室対策】法人による一括借りを受け入れる際のメリット・デメリット


満室賃貸経営コンサルタントの小泉です。


今日は『法人による一括借りを受け入れる際の メリット・デメリット』


というお話をしたいと思います。



企業の社宅として一括借りを希望される 場合がありますが、


受け入れるには メリット・デメリットがあります。


仲介手数料も大きなものになるので仲介店舗の営業担当者は


鼻息荒く大家さんに交渉を持ち掛けてくるかと思いますが、


一度冷静になって検討をしてみましょう!

法人による一括借りを受け入れる際のメリット

①法人名義で借りる為、実際は空室であっても 契約中であれば

 安定して家賃が入ってくる。



②礼金等も取れる場合がある。

法人による一括借りを受け入れる際のデメリット

①借りている企業の業績が悪化してくると、 一斉に解約される事もある。


②入居者の詳細な状況を教えてもらえない為、
実際にはどんな入居者が

 入居しているかわからない事が多い。



③「連帯保証人無し」や「家賃保証会社加入無し」という条件交渉が入る事が多い



④社内稟議等に手間がかかる為、申込から契約までにかなりの時間がかかる。



⑤契約時の条件として室内や共用部等の一部仕様や設備改善の交渉等をされる可能性がある。




以上となります。

法人一括借りは空室が一気に埋まりとても助かりますが、

企業の業績の悪化や、福利厚生に関しての取り決めが変わってしまうと


一括解約となってしまう危険性もあります。


特に夏などの閑散期に一斉に解約となってしまうと 大変な事になりますので、


リスク回避策
としては

空室全戸を貸したりせずに 半分や3分の1等、分割して貸した方が良いですね。



本日のまとめ

法人による一括借りを受け入れる際にはメリット・デメリット

をよく確認し、欲張りすぎずに分割して貸す様にしましょう!


 

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