満室賃貸経営コンサルタントの小泉です。
今日は 『物件案内時にお客様がチェックしている 室内5つのポイント』
というお話をしたいと思います。
案内をされたお部屋に入ると早速お客様の厳しいチェックが始まります。
間取りや男女差によっても異なりますが、
お部屋の設備が眺望以外にはほぼ共通して言える事が以下の5つとなります。
①玄関に入った印象が暗くないか
玄関ドアを開けた時、暗いもしくは暗い印象を与えていませんか?
照明が古くて暗いものであったり、床部分が黒ずんでいて汚れている
等は暗い印象となってしまいます。
・照明をお洒落な物に変える
・床材を大理石調にしてみる
・下駄箱が傷んでいたら化粧シートを貼って印象を明るくする。
等の策があります。
②床の輝きや印象はどうか
床が輝いているだけでもとても綺麗なお部屋の印象を与える事が
出来ますのでフローリングであればワックスがけ等注力しましょう。
③キッチンや洗面台の水廻りがピカピカに磨かれているか
男性はそれ程でもないかもしれませんが、女性のお客様は
毎日使う所ですのでお部屋内見の際にはとても気にするポイントです。
ピカピカに磨く様にしましょう。
④部屋のにおいは臭くないか
前入居者の使用したニオイは残っていませんか?
喫煙者であった場合にはクロスを張り替えてもまだニオイが
消えない場合もあります。
煙草を吸わない人の鼻は敏感ですので気を付けましょう。
また、夏場や長期空室になってしまうと配管内の蓋をする役目である
水が枯れてしまう為、配管内のニオイが上がってきてしまいます。
夏場等は特に毎週、お部屋の空気の入れ替えと排水口に
水を流すようにしましょう。
最近は、配管内に入れておく特殊な液体もありますので
管理会社や仲介会社の方にも相談しながら対応策を練ると良いです。
⑤収納スペースの広さは十分か
女性の方は服が多い為、収納スペースの確保は重要なポイントです。
収納スペースがないお部屋の場合には非常に苦戦しますので、
見せる収納スペースを作るとか、何かしら策を練ると空室の成約が早まります。
募集図面に書かれている事以外の事ですので 不動産会社の営業担当者も
常に気を配っては いられない状態です。
不動産会社に任せっきりではなく、 大家さんも定期的にチェックを
ていかないと いけません。
1Kの造りは大体どのお部屋も似ていますので、
お部屋探しのお客様は一日に何部屋も見ると、
見た時に受けたお部屋の印象しか残っていません。
上記の5つのポイントをおろそかにすると
あなたのお部屋にマイナス点がついてしまいますし、
逆に常に気を付けているとお客様に 好印象を与える事が出来ますよ。
本日のまとめ
『物件案内時にお客様がチェックしている 室内5つのポイント』
①玄関に入った印象が暗くないか
②床の輝きや印象はどうか
③キッチンや洗面台の水廻りがピカピカに磨かれているか
④部屋のにおいは臭くないか
⑤収納スペースの広さは十分か